世界の最先端の稼働現場を、チームを組み技術面から支えていく。
O.H. / ソフトエンジニア(山梨) / 2012年入社
転職後、一気に視野が広がりました
以前は派遣社員で半導体工場の自動化システムの設計を担当していました。約10年前に東京エレクトロン テクノロジーソリューションズに転職しましたが、前職の立場は自分の担当部門以外に関わるケースがありませんでした。ある特定分野に詳しいエンジニアを目指すのではなく、幅広い視点と技術をもつエンジニアを目指そうと思ったのが転職の大きなきっかけです。付け加えると、当時30歳という年齢も転職を後押ししていたと思います。
入社後は、本当にさまざまな経験をさせてもらっています。私はフラットパネルディスプレイ(FPD)を一貫して担当していますが、まず海外のお客さまの装置開発を主に制御面から手掛け、装置を実際に動かす現場にも、何度も足を運びました。ここでFPD製造装置がどのように稼動し、どんな点で問題が起きやすいのかを一通り知ることができました。そして、その後は次世代装置の新規開発に3年ほど携わり、ここでは現場で培った経験を活かすことが出来ました。そして現在はチームリーダーとして、全世界に出荷されたさまざまな世代のFPD製造装置の、安定稼動のためのフォローをおこなっています。
最先端の製造現場を支える醍醐味
最先端のデバイスの製造現場では、お客さまも試行錯誤を繰り返しています。より性能をアップさせ、同時に効率的な生産をおこなうためにはどうすればいいのか。しかしスムーズに進むケースは稀で、さまざまな問題点が出てきます。例えば、次のプロセスにパネルを搬送するロボットが作動しないというケースがありました。装置内で記録されているログを解析し、ソフトやメカなど、関係するエンジニアと検討をおこないます。そして製造現場で実際に修理・改修をおこなうフィールドエンジニアと話し、暫定的な対策、恒久的な対策に分けて48時間後にリリースをおこないました。少し大げさですが、世界の稼動現場を支え、最先端を創り出す環境を整えているのが私たちの仕事と思っています。その点でFPD製造装置は1日止まると何億円もの損害が出るケースもあるので、スピード対応が大切なのです。
今振り返ると、まさに入社前に目指していた幅広い視点と技術をもつエンジニアへと成長していると思います。加えて、技術領域が幅広くなると、人脈も幅広くなるということが分かりました。さまざまな分野のプロと呼べる方と一緒に仕事をおこなう中で、新技術の導入や、AIを組み込む実験もおこなっています。その点で、今後はソフトだけではなく、データ解析のスキルをもつ方などは、より幅広い方が活躍できると思っています。
ちょっと一言
山梨は、都会も田舎も海外も行きやすい、世界の中心地と思っています。渋滞がないのが最高です。
※所属・役職・記事の情報および写真は取材当時のものです。