24時間、365日稼働する装置を責任をもってリリースしていく。
S.T. / エレキエンジニア(山梨) / 2007年入社
責任ある仕事を、長く続けたかった
前職は、大手電機メーカーのグループ会社で、スマートフォンやPCなどの基盤の実装をおこなう装置設計を手掛けていました。グループ内の多忙な部門で支援をおこなうスタイルで業務をおこなっていました。ちょうど子供が生まれるタイミングで、事業再編に伴い転勤・転籍の可能性が高まったのが転職を考えたきっかけです。その頃、既に東京エレクトロン テクノロジーソリューションズに転職していた友人から誘いを受けました。詳しく話を聞くと、今までの支援のスタイルではなく、開発元として責任ある仕事ができること、このまま山梨に住み続けられ、待遇面含めて家族にも納得してもらえたことから転職を決めました。
入社後は、半導体製造の前工程でおこなわれる、ウェーハにシリコン酸化膜・窒化膜を形成する枚葉成膜装置の電気設計を手掛けています。入社半年後からはじまったTriase+™という当時最新鋭の機種の開発から量産まで担当し、その後約10年にわたりフィールドでの対応、マイナーチェンジ機の対応などを一貫して手掛けてきました。入社後は、まさに開発元として、責任ある仕事に携わってきたと感じます。
安心して仕事に打ち込める環境
そして現在は、既存機のサポート業務の比率を下げ、次世代機の開発の比率を上げています。これは10年以上一貫して携わった成膜装置の経験とノウハウを新機種に投入するやりがいのあるミッションです。主にウェーハを次のプロセスに移行する搬送ロボットの開発を担当していますが、枚葉成膜装置はウェーハの温度が非常に高く、搬送ロボットへの熱影響が無視できません。熱によるロボットのわずかな変形が不具合に結びつきます。さらに、24時間365日の本格稼動を見越した耐久性も求められ、さまざまな角度からトライをおこないつつ、評価検証をおこなっています。
今後の目標は、開発した装置のセットアップ時間の短縮です。半導体製造装置は工場に設置すれば動くというものではなく、さまざまなチューニングや評価をおこなった後に本格稼動を始めます。最新機器を出荷した場合は、本格稼動まで半年から1年程度かかるケースもあり、このセットアップの時間の短縮を実現するのが今後の私の目標です。今の知識やスキルに加えて、IoTやAIも関わる、長期的な仕事になるはずです。このような長期的視点がもてるのも、安心して仕事に打ち込め、未来を描ける環境があるからだと思います。
ちょっと一言
休日はアニメを見たり、料理をしたり、家族とゆっくり過ごしています。周囲は登山好きの方が多いですよ。
※所属・役職・記事の情報および写真は取材当時のものです。